離婚したい・・・でも踏み切れない・・・決断の時?
漠然と「離婚したい」気持ちを持ったまま暮らしていては結婚生活がどんどん不安定になっていくのは当たり前です。
夫婦関係を修復して幸せになるのも、離婚でリセットして新生活を幸せにするのも、それはあなた自身です。
「本当に離婚したいと思うなら決断力が必要」
結婚生活が短くても長くても、夫婦共に日々の生活を送っていれば結婚前には想定していなかった問題というものは次々と出てくるものなのです。
その問題が大きなものであっても乗り越えていける夫婦はいます。
でも、問題を避けてしまうことで夫婦のどちらかに離婚したいという気持ちが出てきたり、
問題を乗り越える努力はしたけれどお互いに離婚を意識するようになってしまった夫婦もいるでしょう。
離婚したいという気持ちがあっても実際に踏み切るのは簡単なことではありません。
離婚はしたいけど何をすればいいのかわからないと、1人で悶々とした日々を送っている人もいるかも知れません。
なぜ離婚したいのか、理由を明確にしてみましょう。
そして結婚生活を続けていくほうが良いのか、離婚して新しい人生を歩むほうが幸せになれるのか、しっかりと考えて自分の決断をすることが必要です。
現状というものを客観的にとらえ把握することと、実際に離婚した場合その後はどのような生活を送っていきたいのか、などをはっきりさせることができれば決断にもつながるのではないでしょうか。
離婚というものは今のあなたの生活環境が必ず変わってしまうものです。
現状から抜け出したい、でも自分が再スタートすることには不安がある。
それは当然のことで、あなただけが感じていることではありませんから決断をするためのステップを一つずつ踏んで、後悔のない道を選んでください。
「離婚したい人の傾向」
離婚は結婚に踏み切る時よりもはるかに精神的、身体的にストレスが多くなります。
離婚を考える人の傾向として、最近は熟年離婚の割合が多いようです。
結婚した年齢が40歳で、50歳で離婚した場合は熟年離婚とはいいませんが、20歳で結婚し40歳で離婚した場合、これは熟年離婚になります。
実年齢も熟年の夫婦で、女性が離婚を切り出し協議離婚に至るケースが多いとみられます。
そして、若い年代の離婚と熟年の離婚では理由にもはっきりした違いがみられます。
若い年代の場合、金銭的な問題や異性関係などの理由が多いのに対し、熟年では法律上の離婚したい理由になるような明確なものがないということです。
昔から離婚したいという気持ちは持っていても、世間体が優先だとか女性の社会進出が少ない、我慢するのが当たり前だった時代背景が原因で離婚に踏み切れないまま熟年夫婦になってしまったけど、現代社会の中で生きる道や自分が輝ける居場所を見つけた妻側が、自由になりたいと夫に離婚を切り出す結果となっているのです。
しかし、これは離婚したい人の傾向であって、そのような時代で夫は外で働き妻は家庭を守り子供を育てる、現代のように便利な家電もなく掃除に洗濯、食事の支度から後片付けの毎日を考えれば妻の仕事は大変なものでした。
熟年になり、子供も巣立ち夫婦2人に戻った時、やっと一緒にやりたいことができるようになったり、妻孝行をする夫になり夫婦で手をつないで仲良く旅行をする方々も多いわけです。
結婚する時は誰もが年をとっても手をつないで歩ける夫婦になりたいと、そう思ったのではないでしょうか。
これからの人生を我慢して生きていくのか、修復して幸せな夫婦で生きていくのか、それともきっぱりと離婚を決断するのか、もう一度よく考えてみましょう。