離婚調停で家庭裁判所に行ってからの流れを知りたい、教えて?➂
2回目の離婚調停も、時間配分や流れは1回目とほとんど同じですが、1回目の話し合いからもっと具体的に、突っ込んだ内容になります。
そして、2回で成立することは少なく・・・成立まで3~5回かかると思ってよいでしょう。
「成立した場合は」
裁判官と書記官が入り調書を作成してくれるので、確認したらサイン、捺印します。
少しでも納得のいかない内容であった場合、サインしてはいけません。
当事者にとっては大事な細かい部分が漏れていることもよくあるので、じっくり読みなおしてみることです。
サイン、捺印したらこの調書は後日郵送されてきますが、大切な書類なので忘れないところに大事に保管してください。
「離婚調停、どんな服装で行けばいい?」
これは悩むところだと思いますが、人は見た目で第一印象の9割を判断するそうです。
離婚調停を有利に運ぶためには調停委員を味方につけるほうがいいわけですが、最初の見た目が悪ければ調停が不利になってしまう可能性もあるので気をつけましょう。
服装について特に決まりはありません。
どんな服装でも構わないとはいっても下品ではなく、清潔感のある服装がよいですね。
女性の場合、スカートでもジーンズでもいいのですが、アクセサリーなどジャラジャラ着けたり濃いめのメイクもひかえたほうがよいでしょう。
調停委員は年配の方が多いことも考え、好印象をもたれるように心がけることです。
「ほかに心がけることは?」
調停での話し方も同じで調停委員に悪い印象を与えないように、可能な限りゆっくりはっきりと落ち着いて話しましょう。
無断欠席や時間に遅れることもダメですね。
どうしても遅れてしまう場合は必ず家庭裁判所に連絡し伝えましょう。
調停では、相手の主張を頭から否定するより受け入れる考えもある、という姿勢でいることです。
その上で自分の主張をし、疑問に思うことは積極的に質問します。
最終的な結論を出す時は即答でなくていいのですからゆっくり考えましょう。
「離婚調停に自分の親は同席できる?」
法的に同席が許されるのは弁護士だけで弁護士は代理も可能ですが、離婚調停となれば両親も同席したいと希望する人もいるかも知れませんね。
基本的には、家庭裁判所が認めてくれないと無理なので同席したいということを家庭裁判所
伝えてみてください。
ただ、認められて同席しても話し合いをかき乱すようならその場で退室を言われるでしょう。